2016/12/18

GSバッテリー交換 (57,900km)

1ヵ月ほど前、ちょっと寒くなってきた11月の下旬頃から、通勤バイク(R1200GS)の毎朝始動しているセルがちょっと元気が無いような気がしてきたので、バッテリーを交換することにしました。
毎日の走行距離は長くないし、この時期はグリップヒーターも使っているので、バッテリーの性能低下が一気に現れますからね。
このバイクに元々装着されていたバッテリーは、BMWロゴとパーツ番号が大書きされた純正品の ETX14-BS という型番。
BMW乗りの人々には「純正じゃなきゃダメ」という人も多いようだけれど、ホンダを始めとする国内4社のバイクに多く使われている汎用品(標準品)としてのYTX14-BS(ユアサ型番)やFTX14-BS(古河型番)と互換のようです。 
いや、正確に言えば、BMW社としては互換とは呼ばないのかもしれないけど、容量・寸法・端子配置などが同じMF(メンテナンスフリー)バッテリー。

ただ、ユアサの正規品(?)の YTX14-BSの販売価格はWebike等で見ると 15,000円くらいで、(ちゃんと調べてませんが) BMWの純正部品としてのバッテリーもどうやら 15,000円くらいらしいので、わざわざユアサにする必要もないわけですが、、、
YTX14-BSやFTX14-BSには、その互換品として、ACDelco(エーシーデルコ)製の安価な製品が販売されているのです。

AC Delco製の互換品(しつこいですが、BMWの互換ではなく YTX14-BSやFTX14-BSの互換品)は、Webike!でも Amazonでも 5,000円程度で購入可能でした。
AC Delcoは国産品ではありませんが、歴史ある、ちゃんとしたブランドですので、(少なくとも私は)一定の信頼感があります。
 
届いたバッテリは、箱の角にダメージがあり、どこかで落とされた可能性がありますが、バッテリ本体には多少の傷があるものの使用上の問題は無さそうなので、安さに免じて勘弁してあげることにします。(笑)

届いた時点で電解液は注入済み(即用式)なので、開放電圧を測ってみると 12.73V と、十分に合格点です。

以下、取り外した古いバッテリーについてのメモ書き。 
「61.21-7 724 073」というのはBMWのパーツ番号ですが、調査の結果、このバッテリーのパーツ番号は 61217724073 → 61217723566 → 61218520153 と変わり、現行パーツ番号は 61218556314 のようです。
「WARTUNGSFREI」は、「メンテナンス・フリー」の意味です。
上部に 090730 という刻印が見えます。 おそらく 2009年7月30日の製造番号でしょうね。
写真ではちょっと見にくいですが、バッテリー横に貼られたラベルには、「2011年2月までに取り付けなさいよ」という意味のことが書かれています。
また、裏側のラベルに油性マジックの手書きで、2010年2月に取り付けたことを想像させることが書かれていました。 
中古購入車両なので、詳細不明ですが、まぁ、きっとそんな感じでしょう。
前オーナーがどういう乗り方をしていたかも分からないのですが、今回も5~6年もってくれれば文句ありません。
バッテリーを交換し、寒い朝でも元気良くセルが回るようになりました~♪

・・・・と、うまくいくはずだったのですが、、、交換したこのバッテリーが、1ヶ月後にトラブルってしまいました。 
そのあたりは、また後日レポートさせて頂きます。 (^^;;;