2017/03/28

バイクに補助ミラーを付けてみた

通勤バイク(R1200GS)のバックミラーに補助ミラーを取り付けてみました。
死角を減らすというか、視野を広げることが目的です。
本来は自転車用のバックミラーです。中華製を2つ、Amazon経由で購入。
納期トラブルや品質の悪さも予想されるので、わざと異なる業者に1つずつ発注する形をとりました。 価格もちょっと異なり、ひとつは 200円、もうひとつは290円だったかな?

私が購入したのは、ノーブランドの中華品ですが、おそらくオリジナルはこの製品です。 自転車用ミラーには他にもいろいろな商品があります。(自転車用ミラー一覧
自動車用の補助ミラーを使う方法も考えられそうです。
自分が重要視していたのは右側用としてですが、
無事トラブルなく2つとも届きましたので、左側にも装着しました。
 正面から見るとこんな感じ。
 バックミラーに余計なものが付いているのが、ちょっと変な風にも見えるけど、、、ま、許せる範囲かな。
実際の路上での一場面。
片側2車線の左車線を走行中、右車線に移ろうとしているところです。
 上の写真の部分拡大。バックミラーでは白い乗用車との距離が十分なのでこのまま車線変更できそうですが、、、実は、自分のすぐ右後ろにミニバン(NV200?)がいることが補助ミラーで分かります。(真後ろのハイエースとは別の車両です)  
もちろん、振り返れば直接見れますし、目視による安全確認を怠ってはいけませんが、まだ顔を正面に向けている段階でこの状況が把握できるところがポイントです。

他の取り付け場所も試してみました。
ちょっと分かり難いですが、写真ほぼ中央部のタンクガードに補助ミラーが付いています。BMWのエンブレムのすぐ下です。
乗車位置から見ると、こんな感じ。
自分の目から補助ミラーまでの距離が遠すぎて、何が映っているのかサッパリ分かりません。 やはり、バックミラーのステーがベストポジションのようです。
補助ミラーの効果はしばらく使ってみないとちゃんと評価できませんが、死角を減らせることは間違いなさそう。
後方に突如出現する赤色回転灯なんかも、認知しやすくなることを期待しています。(^^;

ちなみに、これはあくまでも補助的なミラーであり、、、本来のバックミラーは「後写鏡」として保安基準を満たしている必要がありますので念のため。

2017/03/25

ピンポンチを入手してリヤブレーキパッドの点検 (59,100km)

前回の作業で、圧入されているパッドピンを抜く道具が無くて中止した、リヤブレーキのパッド点検の続き。
Facebook上で友人から、こういう時に使うツールが『ピンポンチ』であることを教えてもらい、早速入手しました。
自分の工具箱にドリルの穴あけ位置決めなどに使う「センターポンチ」は入っているけれど、そっか、ピンポンチという道具があるわけね。 狭いところに釘を打つような木工作業にも使えそう。
R1200GSはこの特徴的なフェンダーが邪魔でリヤブレーキにアクセスしにくいのですが、
 逆に言うと、このフェンダーさえ外せば、あとは非常に簡単です。
このパッドピンを、(この写真では右から左に)叩きだす必要があります。
BMWの正規整備解説書(RepROM DVD)の解説図はこちら。

さて、今日から工具箱に加わることになった、ピンポンチのデビュー戦です。
パッドピンの太さが 6mmであることを確認した上で 一回り細い5.5mmのピンポンチを購入したのでジャストサイズ、、、のはずだったのに、げ! なんと、叩きだすための穴の径はもっとずっと小さくて、ピンポンチが入らない~!
うーん、そういう構造だったのか。。。 
パッドピンの太さをノギスで測った時はフェンダーが付いている状態だったので、この穴径はまったくチェックしなかった私のミスです。
 またここで中断するのもシャクなので、自分のジャンク箱を漁ってみたら、ラッキーなことにちょうど良さそうな長いビスが見つかりました。
このビスを使ってパッドピンをプラハンで叩いてあげます。
  軽くコンコン叩けば抜けてくるかと予想していたのですが、まったくビクともしないので、「ブレーキキャリパーという最重要保安部品をハンマーで叩いている」という罪悪感を感じながらだんだん強く叩いていき、、、やっと抜けてきました。
 パッドピンさえ抜けば、パッドは簡単に取り外せます。
パッドの残厚を計測してみると、外側(写真右側)の残厚は4.5mm、内側(写真左側)は3.5mmです。 ちょっと片減りしてますね。 
このバイクのリヤブレーキは片押しなので、キャリパーのスライドする動きが本来の滑らかさではない可能性がありますが、今回はあえて自分ではいじらず、来月予定している車検整備の際にプロに処置してもらうつもりです。
 今回、自分でやっておきたかったことはここまでなので、パッドを組み付け直しましょう。
ここで、ようやく今回購入したピンポンチ(5.5mm)を使うことができます。
 パッドピンを途中まで打ち込んだところ。
 どこまで打ち込めば行き止まりに当たるのか、手ごたえでは分からないので、最後の装着する、抜け止めのRクリップの穴の位置を目安にしました。
 Rクリップを挿して完了。
ちなみに、パッドピンを抜くときに使ったビスの径は 4.0mm でした。
これで用が足りることは分かったけど、やっぱりこのサイズのピンポンチを買い直しておこうかな?

2017/03/19

ブレーキとタイヤの摩耗状況 (59,000km)

まもなく車検時期を迎えるR1200GSのブレーキとタイヤの点検と計測しておきましょう。
まずはフロント・ブレーキから。今回はキャリパーからパッドを外してみました。
残厚はしっかり 4.5mmあります。 
10ヶ月ほど前にディーラーで新品の純正パッドに交換されたものなので、それから8,000km走りましたがまだまだ十分ですね。 写真は省略ですが右側も特に偏った減り方もしておらず、全く問題ありません。
続いてリヤブレーキ。
こちらもパッドを外そうとしたところ、、、え?パッドピンにボルトの頭が無い。。。
念のため、BMW純正の整備解説書DVD (RepROM)で確認したところ、パッドピン(リテーニングピン)が圧入方式であることを知りました。 ・・・フロントはふつうに(?)ネジが切ってある方式なのに、なぜ前後で不統一なんだろ???
ピンを引き抜く方向は判明したので、同じような太さの棒材で押してあげればいいと思われますが、手元にちょうど良いものが無かったので今回はやめておきました。 また次回のお楽しみ。 
パッドの残厚は4.8mmくらい。
パッド残厚は十分、、、と思いきや、よく見ると左側のパッドのほうが薄くなっています。 さらに、摩耗具合の目安になるパッドピンのリングがひとつしか見えません。(2つ目がギリギリ)
パッドピンのリングはブレーキパッドの摩耗インジケータで、RepROMに記載されているこの図に従えば、残厚50%ということになります。
そういえば、12ヶ月点検の時にディーラーでこのパッドに交換された際に返してもらった古いパッドも、リヤブレーキについては同じように偏減りがありました。
少し様子見て、あまりひどいようならキャリパーの動きを滑らかにするような対策をしなくてはいけないかも。

そして、タイヤの減り具合の点検。 タイヤは新品交換後 1,700km走行したところです。
フロントタイヤ中央部の溝の深さは 4.4mm。 (新品時 5mm)
 リヤタイヤは 6.9mm でした。 (新品時 8mm)



2017/03/14

SJCAMのマイクロUSBコネクタを修理

アクションカメラ(ウェアラブルカメラ)GoProもどきの SJCAM SJ4000 WiFiの micro USBコネクタを付け替え作業に挑戦しました。
バイクのドライブレコーダなどのために同じカメラを2台所有しているのですが、初めに買った1号機のUSB端子が接触不良がちで、外部からの給電や充電がうまくできなくなってしまっているのです。

まずは分解前の写真から。

 フロントベゼル部分は簡単に外せるのですが、
 肝心のUSBコネクタ部分はケースの奥の方にあるため、ケースの中身をまるごと取り出さなければなりません。
苦労してケースからメイン基板を取り出したところ。
micro USBのコネクタは基板にガッチリ付いています。

こんなにボロボロに傷んでしまっています。
撮影したデータはマイクロSDカードから吸い上げれば良いのですが、外部からの給電をこのUSB端子経由で行うので、修理することにしたのです。
 USBコネクタの作業のためにはレンズとイメージセンサを少しずらす必要があり、そのためにはバッテリーケース(左側の黒い部分)も外さなければなりませんでした。
 これでやっとUSBコネクタの基板側端子に触ることができそうです。
 USBコネクタが付いている基板の裏側(この写真では右側)がマイクロSDカードのスロットです。
 基板を傷めたくないので、コネクタをニッパーで切り開いてあげたら、簡単に取り外すことができました。 まぁ、力づくでもぎ取ったようなもんだけど。(^^;
さて、新しいコネクタを付けることにしますか。

  交換用の micro USBコネクタ(表面実装用)は、Amazonに即納品があったのでそれを購入しました。 10個で500円。
一発で成功すれば1個で足りるはずなわけですが、、、まぁ、余ったぶんはジャンク箱にストックするだけなので、1個100円で売られているよりはいいかな。

・・・それにしても、改めて見ると、小さなくせにしっかりと板金工作された部品ですこと。。。
 基板側の端子のピッチは 0.5mmのようです。
端子自体の幅もあるから、端子と端子の隙間は もっと狭いわけです。
いつも使っているハンダゴテのこて先では対応できないことは分かっていたため、極細のこて先も新調しました。 

  私が購入したのは、先端が 0.5mm径のものですが、もっと細いものや先端が曲がったタイプなどもあります。 
  当然のことながら、こて先はハンダゴテ本体に適合するものでなくてはいけません。
私が現在使っているハンダゴテは、白光の温度調整付きのタイプ。 
使いやすくて、結構気に入ってます。 

ところが、残念ながら、入手したコネクタの形状は元のものとは微妙に異なるため、基板の取り付け穴(スルーホール)には嵌りませんでした。
しょうがないので、接着剤で基板に貼り付けることにします。
もちろん、基板上のパッド(ランド)のところは半田付けをしましたが、、、とにかく小さいので、あまり無理をせず、5本の端子のうち、データ用の端子は軽く半田を流す程度にして、両端(1番と5番)の電源ラインさえしっかり繋がればヨシとします。 
 この写真はとても汚らしく見えてしまいますが、、、取り付けの強度を高めるために、グルーガンでコネクタの回りを固めておきました。
あとは、再び組み立てれば作業終了となります。
またコネクタ接点が傷むのが先か、接着剤とグルーガンでの固定しただけのコネクタ自体がもげてしまうのが先か分からないですが、、、コネクタの予備はまだたくさんあるので(^^;   必要な時にはまた再挑戦しましょう。