2017/03/25

ピンポンチを入手してリヤブレーキパッドの点検 (59,100km)

前回の作業で、圧入されているパッドピンを抜く道具が無くて中止した、リヤブレーキのパッド点検の続き。
Facebook上で友人から、こういう時に使うツールが『ピンポンチ』であることを教えてもらい、早速入手しました。
自分の工具箱にドリルの穴あけ位置決めなどに使う「センターポンチ」は入っているけれど、そっか、ピンポンチという道具があるわけね。 狭いところに釘を打つような木工作業にも使えそう。
R1200GSはこの特徴的なフェンダーが邪魔でリヤブレーキにアクセスしにくいのですが、
 逆に言うと、このフェンダーさえ外せば、あとは非常に簡単です。
このパッドピンを、(この写真では右から左に)叩きだす必要があります。
BMWの正規整備解説書(RepROM DVD)の解説図はこちら。

さて、今日から工具箱に加わることになった、ピンポンチのデビュー戦です。
パッドピンの太さが 6mmであることを確認した上で 一回り細い5.5mmのピンポンチを購入したのでジャストサイズ、、、のはずだったのに、げ! なんと、叩きだすための穴の径はもっとずっと小さくて、ピンポンチが入らない~!
うーん、そういう構造だったのか。。。 
パッドピンの太さをノギスで測った時はフェンダーが付いている状態だったので、この穴径はまったくチェックしなかった私のミスです。
 またここで中断するのもシャクなので、自分のジャンク箱を漁ってみたら、ラッキーなことにちょうど良さそうな長いビスが見つかりました。
このビスを使ってパッドピンをプラハンで叩いてあげます。
  軽くコンコン叩けば抜けてくるかと予想していたのですが、まったくビクともしないので、「ブレーキキャリパーという最重要保安部品をハンマーで叩いている」という罪悪感を感じながらだんだん強く叩いていき、、、やっと抜けてきました。
 パッドピンさえ抜けば、パッドは簡単に取り外せます。
パッドの残厚を計測してみると、外側(写真右側)の残厚は4.5mm、内側(写真左側)は3.5mmです。 ちょっと片減りしてますね。 
このバイクのリヤブレーキは片押しなので、キャリパーのスライドする動きが本来の滑らかさではない可能性がありますが、今回はあえて自分ではいじらず、来月予定している車検整備の際にプロに処置してもらうつもりです。
 今回、自分でやっておきたかったことはここまでなので、パッドを組み付け直しましょう。
ここで、ようやく今回購入したピンポンチ(5.5mm)を使うことができます。
 パッドピンを途中まで打ち込んだところ。
 どこまで打ち込めば行き止まりに当たるのか、手ごたえでは分からないので、最後の装着する、抜け止めのRクリップの穴の位置を目安にしました。
 Rクリップを挿して完了。
ちなみに、パッドピンを抜くときに使ったビスの径は 4.0mm でした。
これで用が足りることは分かったけど、やっぱりこのサイズのピンポンチを買い直しておこうかな?

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