2015/05/29

ヘルメットスピーカー自作

バイクツーリングの時にスマホをカーナビとして使う際の音声案内を聞くためなどに、ヘルメットスピーカーが欲しくなりました。
後述の通り、ズバリ「ヘルメットスピーカー」が市販されていますが、、、
私は、ふつうのイヤホン(ヘッドホン)を加工して自作してみました~。
・・・って、ホントはちょっと分解しただけなんだけど。(^^;

使用したのは「Panasonic オープン型オンイヤーヘッドホン 耳掛け式 ブラック RP-HZ47-K」、Amazonで 682円で購入できました。 安っ!(^^;


「薄型ボディ 9.9mm」が謳い文句のようです。

耳掛けの部分を切断する方法もありますが、いっそのこと、分解しちゃいます。
その方がコンパクトになりますしね。

寸法的にはこんな感じ。
耳掛け部分の黒いカバーは両面テープで貼りついていただけだったので、それを剥がしてスピーカーの配線部分の保護用として貼り付けてみました。
少し厚くなるけど、まぁ悪くない感じなので採用!

あとは、既製品のヘルメットスピーカーと同じ。

ヘルメットのメーカーやモデルによって異なるでしょうが、私のヘルメット(アライ:ツアークロス)の場合、耳から頬にかけての内装(チークパッド)がゴソッと外れますので、そこにスピーカを埋め込むことになります。


ここで大切なポイントは、、、自分の耳の穴の位置が、ヘルメットのどの場所になるのかを正しく理解することです。
とっても当たり前のことなんですが、やってみると分かりますが、なかなか分かりにくいんです。

鏡を見ながら、耳の穴がヘルメットの内装(チークパッド)のどこに当たるのか、ちゃんと確認したほうが良いです。
スピーカと耳の穴の位置が、1センチ離れてしまうだけで聞こえ方はだいぶ変わってしまいますので。

私の場合、こういう位置がちょうど耳の穴のあたりです。


左右のスピーカを、チークパッドのスポンジと布カバーの間に挟み込むとこんな感じになります。


これをヘルメットに付け直せば完成。
スピーカが付いていることはほとんど見えませんし、うまくセットすれば、まったく嵩張りを感じませんし、耳の穴に近ければ音量も音質も良好です。


私の場合、このヘルメットスピーカは主に Bluetoothレシーバを介して、スマホからの音を聞くために使っています。 
ほとんどの場合は、Yahoo! カーナビの音声ガイド。 たまの長距離ツーリングの時には音楽を聞いたりもします。
夫婦タンデムの時には、デイトナの2人用インカム(を改造したもの)と共に使っています。 



ちなみに、バイクのヘルメット用スピーカーとしては、こういうちゃんとした製品があります。

まずこれは、インカム(インターコム)の売れ筋のひとつ B+COMシリーズで、Amazonなどでの評判は良好なようです。
B+COMビーコム/HELMET SPEAKER NEO. B+COMビーコム/HELMET SPEAKER NEO.

 もうちょっと安いものとしてはこれ。
バイク用品で有名なDAYTONA(デイトナ)のものです。
DAYTONAデイトナ/ステレオヘルメットスピーカー
DAYTONAデイトナ/ステレオヘルメットスピーカー 汎用

さらに安いものもあるようですが、、、音質とか、スピーカーとしての品質はどうなんでしょうねぇ?
私の場合、それが不安だったので、今回の方法を採用したわけです。 バイク用品&インプレッションウェビック

2015/05/24

R1200GS リコール対象になっちゃったけど。。。

あらら、中古購入したばかりのGSがリコール対象だぁ~。

【リコール】BMW R1200GS など1万2000台、リアホイールが外れるおそれ (response.jpより)



ちょっとドキッとして、内容をしっかり確認しましたが、、、まったく心配する必要は無い、、、というより、むしろ面白がっています。
と言うのも、、、

つい先日の、バイク乗り換え検討中に知ったことなのですが、BMWは某エアバッグメーカーや、他の多くの日本的な企業とは違って、ごく稀にしか発生しないようなレアな事例でも結構軽々しく(?)リコールやそれに準ずるサービスキャンペーンを乱発することで有名だそうですね。

そのことについての意味を、ビジネス的にマジメに考えてみたところ、、、

このやり方は、「安全性を最優先に考えている企業です」というブランディング戦略だと考えられます。 
僅かな危険性にもすぐに対応策を講じてくれるので信頼できる、、、というイメージを構築しているわけです。
少なくとも「不具合隠し」や「リコール回避」などの隠ぺい体質とは思われませんよね。

また、リコール対応のためには多額な費用が発生します。
ふつうはそれが企業側に経済的なインパクトを与えるように思うわけですが、無償修理とか言っても結局はユーザーが払ってる車両価格や純正部品代などに転嫁されます。
言い換えると、リコール対応費用を全体のコスト構造に組み入れてあげれば、企業に経済的なインパクトは生じません。 織り込み済み、ってやつですね。

さらに、、、無償修理ってことは、バイク屋さんの作業工賃をメーカーが払うわけですから、リコール乱発戦略はメーカーからバイク屋さん(販売代理店)への利益供与と言えるし、ユーザー車検とか自分でバイクいじりをする人たちをもバイク屋に来させることができるわけですから、潜在顧客の発掘とか新規引き合い創出にもつながるわけです。

「リヤホイールが外れるおそれ」などという「脅し文句」は、ユーザーを「正規販売店」に召集するための、極めて効果的なセールス活動ですね。
・・・たぶん、「新車発表会」よりも有用な顧客データベースを作れる気がします。

いやぁ~、リコール乱発(というか積極的活用?)は実に賢い企業戦略だと思います。


2015/05/23

GSでの初ツーリングは秩父のポピー畑

中古 BMW R1200GS が納車されて1週間後、初めての夫婦ツーリングです♪

秩父の「天空を彩るポピー」を観に行って来ました。
満開になった絶好のタイミングでとっても綺麗でした~。\(^o^)/

公共の交通の便が悪く、道が狭いので大型の観光バスでは来られず、さらに駐車場もやたらに少ないので見物客の入場待ちで大渋滞のところ、バイクは別枠の屋根付き駐輪場(本来は牧場の資材置き場?)のVIP待遇。(^^;
中途半端だけど動画を撮ってあったので載せておきます。


車じゃないので途中の道の駅で野菜をドッサリ買えないことが不満だったおかーちゃんでしたが、このバイクの良さは実感して頂けたようです。d(^o^)

2015/05/18

GS 最初のゾロ目距離 44,444km

距離計のゾロ目を喜んだり記念撮影するのって、あまり意味のある行為ではないですし、特に他人様にはどーでもいい事なのは承知ですが、、、まぁ縁起モノって感じですかね。(^^;

ということで、中古購入したばかりの BMW R1200GS (2008年式)の、(私にとっての)初ゾロ目は 44,444km です。


今までのアフリカツイン(RD04)は昔ながらのアナログ式のODメータだったし、0.1kmの桁があったのでホントにゾロ目状態なのは一瞬だけで、動いていればどんどん変わってしまうため、写真を撮るためにはかなり苦労したものです。。。

たとえば、交差点に入ってから抜けるまでの間にさえにゾロ目が崩れてしまうため、数キロ手前のうちから最後の数百メートルを走ることになる場所を想定し、ゾロ目の「瞬間」その場に安全に停車できるよう、余分な回り道をする必要がありました。。。

GSは1km桁までのデジタルなので、ゾロ目になってから1キロ以内に写真を撮るだけだぁ。
高速道路上でもない限り、どこででも大丈夫ですな。
うーん、これまでの苦労が無くなった、というよりは、イベントの楽しみが失われて残念な感覚だなぁ。。。

2015/05/17

R1200GSにデカール(ステッカー)で装飾

さて、納車されたばかりの中古R1200GS (2008年式)の外装を剥がして、いったい何をやりたかったのかと言いますと、、、最大の目的は、外装デザイン変更です~♪

元のメタリックシルバー(?)の車体色には、高級感みたいなものは感じるのですが、、、
おとなしすぎると言うか、オヤジっぽいと言うか(オヤジだけど)、、、
まぁとにかく自分の乗りたいのはそーゆーのではなかったので、、、(^^;、

このバイクを買う事に決めた日以降、夜な夜なネットを徘徊してようやく見つけたイタリアの業者に「パリダカ」レプリカのデカール(大きなステッカーのセット)を直接発注してみました~。
商品はFedExでバイクの納車よりも先に、先日届いてました。

作業手順のマニュアルでも付属しているかと思いきや、イタリア語と英語の簡単な説明書きが袋に貼られていただけ。。。(-_-;
どの場所にどれを使うのかも、何の説明も無し。。。 
写真を見ながら現物合わせすることになりそう。(^^;

この説明書きによれば、「安物のステッカーと違って」水や洗剤(せっけん)水は使ってはいけないのだそうです。 これを読まなかったら使っちゃっていたかも。

「PHONを使い・・・」とあり、電話機??とか思いましたが、どうやら、ヘアドライヤー(ヒートガン)のことらしい。。。(^^;

YouTubeに貼り方の動画があると書かれていたので、これもちゃんと観ておきました。
http://youtu.be/35A6PITdOR0
15分近くの、丁寧な音声解説付きの動画で、いろいろなコツを伝授してくれている、、、、のだと思いますが、イタリア語でサッパリ分からない。。。 (-_-;;
何回か出てくる英語の字幕は画面を見てれば分かるような事だけだし。。。。

でも、実作業の動画があるお蔭でだいぶイメージトレーニングができました。

で、いよいよ作業開始です。

R1200GSの車体から取り外した樹脂製の外装パーツにデカールを貼っていきます。 

外装パーツの樹脂部分は、私の GSの場合、シルバーメタリックのものとブラックの2種類。
いずれもパーツごとに単色です。 
もちろん、年式にもよるでしょうが、他のカラーリングのGSは、シルバーメタリックの部分がそれぞれの色で、ブラックの部分は共通だと思います。





「脱脂」が重要とのことなので、イソプロピルアルコール含有の消毒用エタノールを使いました。

最初に作業したのは、一番簡単そうに思えた、燃料タンク上部カバー(給油口周り)の部分です。

こんな感じになりました。 一気に派手になった~。

うーん、未経験者にはなかなか難しい作業だけど、今さら後には引けない。

今度は、くちばし(フロントフェンダー)の部分。

完全に平面状態の大きなステッカーを、複雑な曲面の外装パーツに貼らなきゃいけないわけです。
ドライヤーで熱を加えればステッカーが伸びるので、曲面にピッタリと貼ることも可能になる、、、というのは理解できるんだけど、、凸面はまだしも、凹面はいったいどうすればいいのか、よく分からないままに作業してます。。。

さらに曲面が複雑なシュラウドへのデカール貼りには、文字通りの悪戦苦闘。。。
そのため、作業の様子を撮った写真が一枚もありませんが、Before/Afterはこうなります。

そんなこんなで、なんとかひと通り貼り終えました。

これは作業開始前の写真。
貼り付けを終えて同じように並べてみました。


実車の位置関係に近い形で並べるとこんな感じ。 鯵の開きみたい?(^^;

実際に装着して完成~♪

今となっては貴重な(?)作業前の写真が、もはや、殺風景に見えてきます。(^^;;;

遠めの写真では見えないところに気泡やらズレやらがたくさんあるんだけど、それはそれで手作り感があって良いのではないかと自己満足。(^^;

実は、どこに貼るためのものか不明なデカールが一対(2枚)ありました。
明らかに立体的な曲面形状に沿わせるために綺麗にカッティングされているので、あちこちに当てがいながら探したところ、ナックルガードにドンピシャの形状だったのですが、、、
なんとデザインが上下さかさま~。 さすがイタリア製だわ。(-_-;
面白がってそのまま貼っちゃおうかとも思いましたが、とりあえずやめておきました。
他の利用方法があるかもしれないし。


何はともあれ、元のおとなしい(淋しい)カラーリングから一気に派手になりました。(^^;

バイクの場合、派手めにして被視認性を高める事は意味があると思いますし、なんと言っても一気に「自分のバイク」になったという気がします。

今回、自分で作業できることがこの方法を選んだ大きな理由でしたが、塗装にしてもデカール貼りにしても、プロに任せたら、きっと高いなりに美しい仕上がりになるのでしょう。

でも、イタリア業者からのドキドキしながらの取り寄せも、時間を掛けた割にはヘタクソな貼りかたも含め、この愉しみはプライスレスです♪ d(^o^)



2015/05/16

R1200GS 納車翌日からバイクいじり

7年落ちの中古 BMW R1200GS (2008年式) 納車の翌日、天気がイマイチだったこともあるけど、走るよりも先にやりたいことがいくつかあって。。。(^^;

まずはノーマルの状態の写真をちゃんと撮っておきましょうね。


パニヤケース、トップケース、シート(前/後)の取り外しには、工具は不要です。
シートは前後の2ピースになってるんだけど、、、後ろを外さないと前が外せない構造、ってのはいったいどういう了見なんでしょねぇ? 簡単に解決できることな気がするんだけど。。。?


くちばしやフロントスクリーンも含め、外装を剥がしていきます。
初めての作業なので、慎重に。。 。
外装パーツを取り外して初めて、燃料タンクが樹脂製なことを知りました。。。
近いうちに燃料タンクも取り外してみる予定ですが、今日はほぼ満タン、つまり約20キロの重量になっていることもあり、やめときます。

外装の固定に使われているのは、ほぼ全てが トルクス T25のビスでした。
まぁ、普通にプラスドライバーの代わりって感じですね。
このバイクを買ったらトルクスが必要なのは事前に知っていたのでボックスを揃えておきましたが、、、T25は専用のドライバーを持っておいた方が良さそうです。  (後日、ホームセンターで購入し、車載工具にしてあります)



なぜ、外装を剥がしているのか、についてはまた後ほどにして、別の作業。

作業前の写真を撮り損なっていたので、これは購入する前に店頭にあった時の写真ですが、、、
メーターパネルの上にナビのクレードルが付いていました。
これも付属した状態で納車されましたので、「ナビ本体」を自分で購入すればすぐに使える状態ではありますが、、、、少なくともBMW純正のナビ本体を購入する予定はないので(^^;;;、クレードルは取り外しました。

で、このナビステーには、ドライブレコーダやスマホ(ナビの代用にもなるし)のホルダーを取り付けることになるので、パイプ径を測っておきます。 17.0mm ですね。

こちらは、タンクガードのパイプ径。 22.5mm です。

いろいろ観察するところはたくさんあって、眺めているだけでも楽しい時間なのですが、、、
その中でも特に、しばらくの時間、ボーっと見惚れてしまっていた、初めて見る景色がこのあたり。

特徴的なエンジン形状とフロントサスペンション。
こんなところにコイルスプリングがあるんですよぉ。
その下にあるのは、まるで4輪車のA型ロアアームみたいだし。。。 
これが、あの「テレレバー」というヤツですね。

今まで知っているバイクの構造とかけ離れ過ぎててサッパリ理解できていませんが、(^^;;
ホントに不思議な、あのフロントの挙動(ノーズダイブが無く異常なほどの安定性)がこの仕組みで生みだされているようです。

でも、これに慣れてしまったら普通のバイクの挙動に恐怖を感じることになりそうで、それが本当の意味で一番怖い。(^^;;;

続いて、、、
コイルスプリングのすぐ左に、「貧弱な」ホーンが付いているのが見えますでしょうか?
「ビィ~ッ」て音も貧弱だし、正面向きにさえ付いていない(^^; ので、BMWはホーンのことはあんまり真剣に考えてなさそうですな。(^^;;;

ってか、ホンダもヤマハもバイクのホーンはたいてい貧弱なもんなので、、、自分は20年以上前からバイクを買ったら「ホーンは交換するもの」だと思ってます。

それはいいんだけど、、、何だい?このコネクターは!
 これじゃ簡単に後付けのホーンに差し替えられないぞぉ。
ん~。悩まなくちゃ。
そもそも、ホーンを付けるスペースも探さないといけませんね。
 あれこれ考えることがたくさんあって、楽しいわ~! \(^o^)/

おっと、剥がした外装パーツの話が途中でした。  【続く】

2015/05/15

アフリカツインとのお別れと R1200GSの納車

今日は、11年 乗ったホンダ Africa Twin(RD04/1990年式)とお別れし、
代わりに、BMW R1200GS (2008年式)を受け取ってくる日です。

1980年代なかばにパリダカの影響を受けてしまった私が、「いつかはアフリカツインに乗るぞぉ~」の夢を叶えたのは、今から11年前の2004年5月のことでした。

ヤフオクで見つけた この中古アフリカツインを、新宿からの深夜高速バスに乗って、島根県浜田市まで受け取りに行って来たのです。

・・・・今日のお別れの記念に、出会った時の写真を何枚か。(^^;;;
人間の写真と違って、遠目にはあんまり変わって見えないけどね。
2004年5月8日 浜田漁港

2004年5月8日 出雲大社

2004年5月8日 鳥取砂丘


11年前に島根で受け取った時のアフリカツインの走行距離は 35,144km、
そして今日、お別れする時の距離計は 74,558kmを示しています。


私が走ったのは差引 39,414kmってことですね。 

1年あたりの平均では 3,500km少々かぁ。
通勤に使っていなかった時期があったので、自分自身の印象よりもだいぶ低走行です。

何はともあれ、11年間で4万キロ弱、アフリカツインとの楽しい時間でした~♪


そして、いよいよ新旧交代の時。 
・・・いや、今度のバイクもまったく新しくはないんだけど。(^^;

今日から自分のバイクになる、BMW R1200GS は2008年式、既に新車登録から7年経過。
受け取り時点の距離計は 44,385km でした。


7年前の登録で、4万5千キロ近く走った中古車。。。

普通のバイクだったら、古いし、走り過ぎということになるのでしょうが、BMWに限っては「やっと慣らしが終わったところ」・・・・ってのは明らかに誇大表現だけど、「まだまだこれから」というのはどうやら事実のようなので、、、いや、事実でなければ困ります。 それを信じて購入を決断したのだから。(^^;;;


R1200GS とのお別れするのが、どれくらい先の事になるのか、現時点ではもちろんまったく分からないけれど、、、その時のためにちゃんと写真を撮っておきましょうね~。(^^;

納車記念~♪ というわけではないけれど(^^;  近所のお気に入り居酒屋で今晩は夫婦呑み。