2018/08/05

ベース車が工場に入庫、架装開始

キャンピングカー屋さんから「ベース車が入庫して架装作業を開始しました」との連絡があり、早速見に行ってきました。
主目的は、REVOバタフライシートの設置位置(レイアウト)について現物を見ながらの打ち合わせだったのですが、ここではひとまず全体的な写真を何枚か。

そのまま納車されればノーマル車として乗って帰れるピカピカ新車のハイエース、、、かと思いきや、既に内装は剥がされ、床と天井には大穴が空いた姿。。。(^^;
キャンピングカーのベース車用としては、最初から内装無しでトヨタから出荷されるハイエース(いわゆるキャンパー特装)というモデルもあるのですが、私がこだわった「両側スライドドア」のためには、ごく普通にノーマル車としてディーラーで売られている完成車(ハイエース・バン スーパーGL “DARK PRIME”)がベース車なので、その新車をわざわざ分解した状態です。

つい数週間前(?)にトヨタの工員さんが作り込んだばかりのシートや内装が剥がされてしまっているのは、何だか申し訳ない気もしますね。。。(^^;;;

車両後部の床が切り取られています。ここに後述の箱が収まります。
床下収納庫というか、室内天井高さを稼ぐための掘り下げ床の箱。
これがくり抜かれた床にセットされるわけです。
天井にはルーフベント(換気扇)用の穴。
私が重要視していた装備のひとつなのですが、ちょっと見回したところ、これを装備しているバンコンは圧倒的に少ない感じなので、果たして期待通りの費用対効果は得られるのか少し不安はあります。。。

 同じく天井を遠目に見上げるとこんな感じ。
ルーフの強度を保つ躯体(構造体)には影響がない、単なる鉄板部分に穴を開けているのが分かります。

開口部は米国製RVの標準サイズ(356 x 356mm)で、MAXXFAN (マックスファン)というメジャーな汎用品を使いますので、将来的な故障時の修理や新品への交換には困らないはず。

ちなみに、天井に貼られているフェルトは純正のままで、これ以上の断熱処理はしないようです。
このビルダーさん(OMC)のホームページでは声高に「結露対策としての断熱材の重要性」を謳っていましたので、きっとこれで大丈夫なのだろうと信じていますが、もし問題があればしっかり対策してもらうつもりです。
 屋根の上から見たところ。
ソーラーの配線も屋根から車内に通っていましたが、パネルは位置決めのための仮置きで、固定されていませんでした。

 ついでに、家具類が架装されてしまったら見えなくなってしまうところの写真も何枚か撮影しておきました。
あとで配線を通したり改造する時の参考になると思われるので。