まず最初に、先日秋葉原に行った時に見つけて買ってあった、秋月電子通商の「PWM(スイッチング方式)DCモーター速度可変キット」を試してみることにします。 専用のプリント基板と部品および説明書付きで500円です。
PWM(パルス変調)による制御なので、高速でオンオフのスイッチングが繰り返されます。
この場合、オン電圧は常に12V、オフ電圧はゼロですが、オン時間とオフ時間の比率によって見かけ上(というか実効の)電圧が変わり、電球の調光が可能になります。
これは、Duty (1周期ごとのオン時間比率)が約20%の状態。
こちらは、Duty:60% くらい。 上の写真に比べてオン時間の比率が大きくなり、電球も明るく光っているのが分かると思います。
Duyt: 約90%でこんな感じ。 オシロの波形は明確ですが、スマホのカメラ撮影ということもあり、電球の明るさの違いはあんまり分かりませんね。
キットなので当然ですが、ちゃんと期待通りの動作をしていることが確認できました!
ただし、このままでは私のやりたいことはできないので、自作の回路と組み合わせて使うことになります。
いずれにしても、このキットについてはひとまずここまででOK。
こんどは、エーモンの「調光ユニット」を試します。
この調光ユニットもPWMのはずですが、ホントにそうなのか、秋月のキットと同じようにオシロで制御波形を見ながら電球を光らせてみることにします。
Duty 約25%の状態。
Duty 約50%です。Duty 約80%。
Duty 約90%の状態です。
バイクの電装系をいろいろ改造するにあたり、Arduinoマイコンボードを使って複雑なこともやろうと考えていましたが、まずはエーモンの調光ユニットを利用したヘッドライト減光のしくみを作り込もうと思います。