2017/05/09

GSのオドメーターが 60,000kmに到達

2017/05/07

GS スパークプラグ状態 (59,900km)

R1200GSのスパークプラグの状態チェックしました。
このバイクのプラグの取り外しには、プロテクタを外したり、(本来は)専用工具が必要だったりすることもあり、これまではノータッチだったのですが、つい先日の車検整備でプロに点検してもらったばかりなので、その状態を自分の目でも確認して写真を撮っておこうという意図です。
さて、まずはシリンダヘッドカバーを転倒などから守るためのプロテクタを取り外そうとしたところ、、、ありゃ! 右側シリンダのプロテクタを固定している3本のボルトのうちの2本が浮いてる!!
これがフロント側のボルト。
 こちらはリヤ側のボルト。
プロテクタのテンションが掛かっているので、振動でどんどん緩んでいくような状態ではなく、バランスを取りながら2本を交互に締めあげてプロテクタを固定するために仮止めしたところのままの感じ。
車検整備の時にプラグが点検されている以上、その作業時のミスであることは間違い無いのですが、、、まぁ、ボルトが脱落しているなどの実害があったわけではないので、整備に出したお店にクレームを付けたりするのはやめておきましょう。
・・・お店に対する信頼度はちょっと下がっちゃったけどね。(^^;

アルミ製のプロテクタが取れたら、プライマリプラグの樹脂製カバーも外します。
 今どきのエンジンに高圧のプラグコードはなく、プラグキャップ部分にコイルが入っているのですね。。。
コイルに繋がるコネクタを先に外しておいて、
 長ーい、イグニッションコイルを引き抜きます。
この時、本来は専用工具(スペシャルツール)を使うのですが、私は手持ちの工具でやってしまいました。
 コイルが抜けた、深い穴。
 深い穴の奥に、プラグの頭が見えています。
 取り外した、右側シリンダのプライマリプラグの状態はこんな感じの焼け具合。
 分かりにくい写真になっちゃいましたが、右側シリンダのセカンダリプラグのコイル周り。 セカンダリプラグは車体の底面側(シリンダの横面)にあります。
 写真右がプライマリプラグ、写真左がセカンダリプラグです。
セカンダリの方が少し黒っぽく焼けているようです。
 このバイクのプラグ脱着には肉薄のプラグレンチが必要です。穴が深いのでエクステンションも。
なお、おそらくはトルク管理の観点から、メーカーは何も付けないことを推奨しているようですが、、、固着防止のためにスレッドコンパウンドを塗ってから組み付けました。
同様の作業を左側のシリンダについても行います。
 アルミ製のプロテクタを取り外し、今回はセカンダリプラグから先に外してみます。
写真で、地面に置いてあるプロテクタの右にあるのがセカンダリのイグニッションコイルです。
 左シリンダを地面から見上げたところ。 セカンダリのプラグの頭が見えています。
 プライマリのイグニッションコイル。 これを引き抜くとその奥にプラグあります。
引っこ抜いた、コイル。
 取り外した、左シリンダのプラグ。
写真右がプライマリ、写真左がセカンダリです。 焼き加減は、右側シリンダと同様の傾向ですね。
プラグは、2年前の車体購入時に4本新品に交換されて16,000kmほど走った状態なので、まぁ、こんなもんでしょう。
次回チェックする時(=たぶん新品に交換する時)に、この写真と見比べてみることにしす。

ちなみに、指定プラグは「NGK DCPR 8 EKC」という型番で、少し特殊、というかBMWのバイクくらいでしか使われていないようですが、価格的には定価で 800円/本とごく普通なので、あんまりケチらずに交換してしまうのが良いかもしれませんね。