(製作編は別記事にて)
右端上段の青い表示が外気温度(6.1℃)、下段の赤色が電圧(12.2V)です。
これは、キーをオンにしているけど、エンジン始動前(タコメータがゼロ表示)、つまり発電してない状態です。
このバイクの仕様として、エンジンが始動するまではヘッドライトは点灯しないのですが、テールランプやフォグランプを含めた電装系で電力が消費されている状態なので、12.2V というのは自然な値ですね。
ここでエンジンを始動すると、セル(スタータ)の回っている間は一時的に10V程度まで表示が落ちますが、数秒後にエンジンが掛かって充電警告表示が消えると、電圧は14.3Vくらいで安定します。 これも、バイクの充電系の仕様としてリーズナブルですね。
今回自作した電圧計&温度計としてのポイントは、バイクのメインキースイッチがオフの状態でもバッテリー電圧や外気温を観れること。下の写真は、その動作確認。赤いボタンを押せば、キーがオフの時にもバッテリーの電圧と外気温を表示させることができます!
上とは違う日の朝、出勤時のエンジン始動前の写真。
気温3.8℃ですが、バッテリ電圧は13.0Vなので良い状態ですね。
つまり、この電圧計によって、次のような4状態のバッテリー電圧をモニタすることができます。
- メインキーがオフの(ほぼ)無負荷時 (≒開放電圧) : 約13.0V
- メインキーはオンでエンジン停止(無発電)の軽負荷時 : 約12.2V
- セルを回している間の高負荷時 : (瞬間的に 10V程度)
- エンジンが掛かり安定的な発電時(走行時) : 約14.3V
ちなみに、温度計については、メインキーがオフの状態でも気温が見れることにさほど大きな意味はありませんが、、、まぁ、ツーリングキャンプの時とかにちょっと便利かも。
最後に動画で。
エンジンオフの状態での気温&電圧チェックから、セルが回っている間の電圧降下と安定までの様子がご覧いただけると思います。
途中でエンジン回転数が変化するのは、右手でスロットルを軽く煽っているからですが、電圧は特に変化しないことも分かります。
まぁ、常に見えていなければならないものでもないので、ヨシとします。
自作して取り付けた段階で、自分としては結構満足してますし。。。
製作過程はこちらにて。