ツーリング用というよりは通勤用として季節や天候に関わらず日常的に使うので、私のこだわりポイントとしては、
- 防水であること
- 足首(くるぶし)までの長さ
- ソール(靴底)が滑りにくいこと
- あまり仰々しいものでないこと
防水で、足首までで、靴底は登山靴やワークブーツ用としてよく使われている、Vibram(ビブラム)ソールです。
【追記】:後日判明したことですが、このシューズは実は防水ではありませんでした。後述します。
モトクロス用ブーツなどで有名な、イタリアのガエルネ(GAERNE)製ですが、、、その中で一番安いのが(^^;、この G-ROUND (ジーラウンド)というモデルです。 |
これまで使っていた、コミネのブーツ(写真左側)と並べて「交代の儀」。
コミネと比べるとガエルネはスッキリ細身のシルエットで、いかにもイタリアの靴っぽいですね。
今まで使っていたのは、「KOMINE コミネ:BK-063 GORE-TEX ライディングシューズ」ですが、これも普通に気に入っていました。 |
今まで履いていたブーツは丸5年間使ったのですが、左足のつま先と靴底が結構擦り減っています。
これくらい擦り減るまで使ってあげればブーツも本望でしょう。(^^;
右足は左に比べるとあまり減っていません。
これは私のバイクの乗りかたの習性(左足の接地が多い)によるものです。(^^;
今回、ガエルネの G-ROUNDを選ぶにあたり、最後まで迷った対立候補が、RSタイチの「RSS006ドライマスター ボアライディングシューズ」でした。 |
購入した「GAERNE G-ROUND (ジーラウンド)」と「RSタイチ RSS006ドライマスター」はどちらも防水だし、BOAというダイヤル式の靴紐(?)だし、とてもよく似ているのですが、決定的な違いは靴底(ソール)の形状です。
前述の通り、G-ROUNDの靴底はゴツイ凸凹のVibramソールなのに比べ、ドライマスターは、いわゆるレーシングブーツにありがちな、ツルツルに近いパターンです。
GAERNE G-ROUNDの靴底
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RS006 ドライマスターの靴底
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私は、ライディングブーツで登山をするつもりは無いけれど、キャンプツーリングに行ったりした時にちょっとした不整地を歩くことはよくあるし、重たいバイクを押し歩く時のために、多少は「引っかかり」がある靴底が欲しかったので、G-ROUNDを選択しました。
ただ、この靴底の形状の違いは、おそらくバイクのタイヤのオフロード用とオンロード用の違いと同様に、ダートと街中では異なる性格を持ちそうな気がします。 つまり、Vibramソールの強みが発揮されるのはオフロードであって、オンロード、たとえば濡れたマンホールの蓋の上などでは、タイチのブーツの方がグリップするのかもしれません。
それから、靴底が凸凹しているとバイクを運転しにくいと感じる人もいると思います。 特に繊細なライディングをする人は、状況に応じてステップの上で微妙に足を動かす際に靴底が引っ掛かるのが気になるかもしれません。
私は繊細なライダーではないですが(^^;、ちょっと気になります。(^^;;;
その話の流れでもうひとつ紹介しておきますと、ガエルネには、私が購入した G-ROUNDの上位シリーズ(?)として 「GAERNE(ガエルネ) ライディングシューズ ToughGear / タフギア」があるのですが、こちらには、Vibramソール(タンク底)のものと、フラットなソールのモデルが用意されています。
こちらは、凸凹ソールの「GAERNE(ガエルネ) ライディングシューズ ToughGear / タフギア」です。 |
靴底以外は同じ製品ですが、フラットソールの、「GAERNE(ガエルネ) ライディングシューズ ToughGear Flat / タフギア フラット」です。 |
まだだいぶ先のことになりますが、次の買い替えの際には、改めて検討対象に加えるかもしれません。
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