2016/01/30

バイクにハンドウォーマー(ハンドルカバー)を取り付けてポカポカぬくぬく

通勤バイク(BMW R1200GS)にハンドウォーマーを取り付けました。
ハンドウォーマー(=ハンドルカバー)と言えば、昔からあるオートバイ用の防寒グッズなわけですが、ダサい印象が強かったのでライダー歴35年にして初めての経験です。(^^;

と言うか、このバイクにはグリップヒータが付いているのですが、それもこの冬が初体験でした。
スイッチオンでグリップは確かに温かくなるのですが、冬用の厚手のグローブだとせっかくの暖かさがあまり伝わってこないので、何だか無駄なエネルギーを消費しているような気がして、ハンドルカバーとの併用を試してみることにしたのです。

聞いてはいたけど、イザ使ってみたら、グリップヒーターとの組み合わせはポカポカぬくぬくで快適そのもの。 手放せなくなりそうです。
ただし、組み合わせて使うグローブ選びがちょっと悩ましい。。。
今は、夏用のメッシュグローブを使っています。

取り付けはとっても簡単です。 メッシュグローブの件と合わせて動画にしてみましたのでご覧ください。

購入前に取り付け可能なことは確認済みでしたが、選んだのは、ラフ&ロード(ROUGH&ROAD)の「RR5917 HOTハンドウォーマー」 です。



このハンドウォーマーは大型なので、スピードを出した時のことがちょっと心配だったのですが、高速道路を走ったところ、まったく問題なく快適でした。
(下の写真は高速道路ではありませんので念のため)

ハンドウォーマー無し ハンドウォーマー付き


2016/01/21

吸盤式のタンクバッグに粘着マット(シート)を組み合わせて吸着力アップ

バイクのタンクバッグ(吸盤タイプ)に、「100均」で売っている粘着マットを組み合わせてみました。
ちょっと思いついて試してみたところ、吸着力がグンとアップして、なかなか快適です♪

実際の取り付けの様子を動画にしてみましたのでご覧ください。



粘着マットは「100円ショップ」で購入しましたが、ホームセンターなどで地震による家具などの転倒を防止するための「震災グッズ」として販売されているものです。

ちなみにこのタンクバッグは、

タナックス(TANAX)モトフィズ ラリータンクバッグ / MFK-180

というものです。
ウワサによれば、R1200GSを念頭に開発されたとのことで、サイズ感なども含めこのバイクへのマッチングは良いと思いますが、もちろん他のバイクでも使えます。 

いずれにしても、吸盤の粘着シート(マット)の組み合わせは、他のバイクや異なるタンクバッグにも応用できると思いますので、ぜひお試しあれ!

2016/01/09

格安のバイク用エンジンオイルを試してみた

エンジンオイルの銘柄にこだわりが強い人は多いと思います。
逆に、まったく無頓着な人も結構いますよね。

私は、銘柄にはこだわりませんが、「オイルなんてどれも同じサ~」とも思いません。
品質や性能は優れているほうが良いに決まってますし、バイク用品屋さんに行けば、「高価なオイル」がたくさん並んでいます。
でも、高価なオイルが、その価格に見合った品質や性能なのか、、、
と言うか、自分がその価格で納得できるのかどうか、、、悩ましい問題です。(^^;

・・・そういう前置きをしつつ、今回初めて、「高グレードなのに格安なオイル」を試してみることにしました。
ホームセンターなどで売られている「スプレーグリス」などで有名(?)な、AZ(エーゼット)の製品です。
まぁ、オイルはピンキリと言うか、、、バイクメーカーの純正にしろ、オイル専門ブランドにしろ、その中にもいろいろなグレードが用意されており、粘度のバリエーションもありますので多種多様です。


このバイク用としてメーカーから「推奨」されている、「BMW Motorrad ADVANTEC Pro (SAE 15W-50, API SJ / JASO MA2)」。

 ・・・ネット情報によれば、1リットル 2,500円(税抜)だそうです。
4L入れたら1万円。。。 
環境やエンジンには優しいのかもしれないけれど、お財布に優しくなさ過ぎる。。。
これが、今回使ったオイルです。
名称としては、

AZ(エーゼット) MEO-013 バイク用 4Tエンジンオイル 
5W-50 SL/MA2 【4L】
 [FULLY SYNTHETIC/全合成/化学合成油]
(4サイクルエンジンオイル/4ストオイル/バイクオイル) 

となっています。

後述しますが、高スペックなのに価格が安いことが最大の魅力です。
上と同じAZオイルの1リットル版もありますが、やはり割高ですね。
比較的メジャーなカストロールのオイル。
当初はこれを使おうかな、と考えていましたが、10W-50で MA なので、使用温度範囲(粘度)としてもグレードとしてもAZがワンランク上で、価格は半額だったもので。。。
上のカストロールから「Racing」の文字が消えると、値段がだいぶ安くなるようです。
10W-40/MA のこれと、AZの5W-50/MA2 とがほぼ同じ価格だったので、今回、AZを選んでみました。
Amazonでの売れ筋エンジンオイル

上記の通り、このバイク用として現在メーカー指定のBMW純正オイル「BMW Motorrad ADVANTEC Pro (SAE 15W-50, API SJ / JASO MA2)」に比べ、今回選んだAZのオイルは4分の1以下の価格で、スペック的にはそれよりも良い規格。(^^;;;  

エンジンオイルのスペックと言えば、グレードを表す「API規格」、粘度(適合温度範囲)を示す「SAE規格」、さらにバイク用としては「JASO規格」がありますが、このオイルは、玉虫色のスペックです。(^^;;;
  • API規格:SL
  • SAE規格:5W-50
  • JASO規格:MA2
  • 油種:化学合成油[全合成油]
スペックが良すぎて怪しいくらいですが、、、AZ(エーゼット)というメーカー(ブランド)について、自分の経験上は十分に信頼というか、、、少なくとも怪しいものではないことは間違いないので、最終的に満足できるものかどうか、とにかく試してみることにしたわけです。

ちなみに、API規格がSMで 10W-50の製品もありますが、冬の時期なので SLで5W-50 のほうを選びました。

さてさて、このオイルに交換して、バイクの走りやフィーリングに何か大きな違いは出てくるでしょうか?

安かろう悪かろう、となるか、、、安いけどまったく問題無い、となるか、のいずれかでしょうが、私は断然、後者の結論に至ると予想しています。 ・・・だからこそ、交換してみたわけですが。

例えば、安いだけで品質が粗悪だったりしたら、走りに影響が出たり、最悪の場合バイクにダメージを与えたりすることだってあるのかもしれませんが、、、まぁ、少なくとも短期的にそれは無いでしょう。

オイル自体の劣化が早い、、、という可能性はありそうだと想定していますが、それを敏感に感じ取るような乗り手ではないし、何年も無交換で使い続けるつもりでもないので、、、おそらく私には関係ない。

ひょっとすると、オイルのスペックを良くするためにタップリ入っているはずの各種添加剤の影響とかで、何万キロも使い続けると、たとえばBWM純正の高級オイルよりもエンジン内が汚くなっていく、なんてことはあるかもしれないかな。

ま、とにかく様子を見てみます。
3ヵ月後には納車1年を迎えるため、ディーラーに点検に出すつもりです。
その時に、おそらくはBMW純正(というかメーカー指定)のオイル交換する予定なので、その時に変化を楽しめるはず。

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【追記】

その後、ディーラーでの定期点検時に純正オイルを一度使ったあと、再び エーゼットの格安オイル(の別製品)を入れました。
交換作業の動画などは、 別記事 GSエンジンオイル交換 (56,600km) にて。

当然ですが、まったく問題無く使えています。

R1200GS エンジンオイル交換(49,000km)

5,000kmほど走りましたので、エンジンオイル交換です。

たかがオイル交換ですが、このバイクでは初めてなので、作業手順を確認しながらのんびり実施しました。

まずはアンダーガードを外します。
ぜんぜんたいした情報は無いけど、BMWの正式な整備解説「DVD Repair Manuals」の手順はこうなっています。
アンダーガードが4か所で固定されているのはごく自然なのだけれど、、、
フロント2か所は、左右でサイズが異なる TORXのボルト。 TORXなのはいいけど、せめて同じサイズにしておいてくれれば作業性がいいのになぁ。。。
リヤの2か所は、通常の六角ナット。
ここがボルトでなくナットなのは、衝撃(応力?)分散のためと思われる、ゴム製のスタッドによってアンダーガードのリヤ側を支えているためなので、しょうがないし、2つともサイズは同じ。(^^;

ただし、(以前の?)国産車では多くない、13mmでした。
経験上、普通は12mmだろ?って思ったので、気になって調べたら、M8ボルトの二面幅(スパナのサイズ)は ISO規格では13mmが正しいのですね。。。 
今後のために、13mmのソケット(レンチ)を購入することにしましょう。
エンジンオイルを抜くためのドレインプラグは、またTORXです。
このバイクのオイル量は、4リットルと多めなので、オイルの処理箱もバイク用よりも乗用車用(?)の4.5リットルサイズがちょうどいい感じです。

オイル処理箱  

エーモン 1604 ポイパック 4.5L


いつまでもチョロチョロと出続けるので最後の一滴までなんてとても無理だけど、せっかく交換するんだから少しでも古いオイルは出し切りたいのでしばらく放置。
ドレインプラグのパッキン(アルミワッシャー)は都度新品交換、、、、なのは常識でしょうが、私の場合、、、、これまで保有した各車とも、ほとんど交換せずに古いものを使い回してました。(^^;

貧乏学生のバイクいじりの習慣をそのまま続けていたからですが、今まで、一度もそこからオイルが漏れるようなトラブルはありませんでした。 (滲んでいることに気付いて増し締めしたことはあったかも)

ただ、このバイクはこれまでの国産車とは違うし、貧乏学生の悪い習慣は改めて、ちゃんと毎回新品に交換することにしようかと、近所のバイク用品屋さんで新品を買ってきました。(^^; 
・・・アルミワッシャー、税込194円。

・・・たかが200円弱のものにイイ歳のオヤジがケチを付けるのはいかがなもんかと思いますが、、、やはり、なんだか高価だし、これを使い捨てるのは勿体ない気がしてしょうがない。。。

お店が悪いのではありません。 1個ずつの個別商品としては、まぁ、そういう価格設定になりますよね。

ということで、アルミワッシャーのまとめ買いをしておくことにしました。
Amazon経由、30個で648円。  ひとつ 21.6円、貧乏学生としても許せます。。。(^^;
 
オイル交換30回、、、、5000kmごとならば15万キロ、3000kmごとに交換しても9万キロ分。
1年に2回の交換ならば15年分だぁ。。。  ほぼ一生分みたいなもの。


(STRAIGHT/ストレート) アルミワッシャー 30ピース M16 19-91716






今までは、滅多に使うことが無かったトルクレンチ。
これからは、できるだけマジメに使ってみようかと考えています。
ドレインプラグの規定トルク(32Nm)で締め付けます。
BMW純性のフィルタと、それ用のフィルタレンチも準備してありますが、
今回はフィルタ交換しないので、どちらも登場なし。

デイトナ(DAYTONA) BMW用オイルフィルターレンチ 3/8インチ(9.5mm)レンチ対応 74931



このバイクは、左側のシリンダヘッドにエンジンオイル注入口があります。





これが、今回使ったオイルです。
名称としては、

AZ(エーゼット) MEO-013 バイク用 4Tエンジンオイル 
5W-50 SL/MA2 【4L】
 [FULLY SYNTHETIC/全合成/化学合成油]
(4サイクルエンジンオイル/4ストオイル/バイクオイル) 

となっています。

高スペックなのに価格が安いことが最大の魅力です。

この格安オイルそのものについてのお話は別記事で書きたいと思います。



注ぎやすいポリボトルなので、手持ちのジョウゴを使ってそのままドボドボと注入。
このバイクのオイル量は4L。フィルタを交換していないし、全てを排出しきってないだろうから、ある程度入れたところでレベルチェック
最後の数百ccは計量カップで測りながら注入。
最後にもう一度レベル測って、注入口の蓋をキッチリ締めて、終了~♪