2017/06/20

コミネのメッシュジャケットと反射テープ

この夏に備えて、5月の連休明けにメッシュジャケットを新調しました。
毎度のことながら主に毎日の通勤用ですが、もちろんツーリングにも使う前提です。

今回購入したのは、このコミネのメッシュジャケットです。

私は、被視認性(安全のために目立つ)を重要視しているので、ちょっと派手なものにしたく、価格もお手頃だったのでこれにしました。
型落ち(昨年モデル?)ですが、最新モデルにはこういう色が無かったので。

完全に私見ですが、日本のライダーはウェアが地味過ぎると思います。
蛍光色を多く使ったウェアを欧米では「HV」あるいは「ハイビズ」(High Visibility・高視認性)と呼び、たとえば高速道路や空港で働く人たちの作業着が満たすべき基準として、EN471(ヨーロッパ)や、ANSI107(アメリカ)などの規格があります。

そして、バイクウェアにも「ハイビズ」製品があります。
Amazonで検索するとこんな感じ。

調べてみたところ、 日本国内でも東日本大震災以降、ようやく高視認性作業着の重要性が認識され、2015年10月に高視認性安全服の規格として「JIS T8127」が制定されたそうですが、国産のバイクウェアにすぐに反映されることはなさそうですね。

話を戻して、今回私が購入したメッシュジャケットに関して言えば、このカタログ写真ではかなり蛍光色が目立ちますが、実際に着てバイクに乗ると蛍光色は腕に隠れてしまうので、それほど派手ではありませんでした。

コミネ(Komine) バイクジャケット プロテクトフルメッシュジャケット JK-100 
全身メッシュの涼しいメッシュジャケット。 裏地を持たない構造ながら、透けにくいメッシュを使用し、気軽に快適性を得られます。胸部プロテクター標準装備。

もちろん、肩、ひじ、背中にもプロテクター装備です。

ちなみに、これまで使っていた夏用のメッシュジャケットは、RSタイチの製品(RJ230)でした。

既に廃版ですが、現行品ではこれに相当するようです。
RSタイチ(RSTAICHI) RSJ305 クロスオーバー メッシュ ジャケット
 エアスルーメッシュの通気性と軽さ、布帛生地の強さと質感をクロスオーバーし、サマーシーズンでの快適さと安全性の高さを兼ね備えました。

肩やひじのプロテクターは装備されていますが、胸はオプションです。

そもそも メッシュジャケットは、、、転倒や接触の際に自分の体を守るために着る長袖ジャケットを、少しでも涼しくするためにメッシュ素材を使っているわけですが、この「少しでも涼しく」について、知らない人は知らない事実があります。

夏の炎天下では、たとえばTシャツ1枚でバイクに乗るよりも、その上にメッシュジャケットを着ていたほうがずっと涼しく走れるのです。

メッシュジャケットは文字通りメッシュ、つまり網戸のようなものですからバイクで走れば風が通るのは当然として、もうひとつ「日傘効果」が得られるのです。
日傘が直射日光を遮り日陰を作るように、メッシュジャケットは「日陰を着る」ような感覚です。

なので、単に風通しが良いだけでなく、半袖のTシャツで直射日光を浴びるよりもメッシュジャケットを着て走るほうが涼しいというわけです。

逆に言えば、夏場の熱帯夜など、気温が高くても日傘としての効果が得られない時には、メッシュジャケットを着ても風通し以外の涼しさは得られませんので、夜はプロテクターとしての意味だけってことですね。

最近は各社から、多くの種類のメッシュジャケットが売り出されていますので、デザインや予算に合わせて選べるようになってありがたいです。
メッシュジャケットのいろいろ。


さて、再び、今回自分が購入したメッシュジャケットに限定した話に戻しますが、ハイビズ風でフルメッシュというところまでは良いのですが、問題は、、、背中の大きな「KOMINE」のロゴ。。。
この写真はネットで拾ったもので、蛍光色部分が色違い(たぶんレディス用)ですが、とにかく黒地に反射素材の大きなロゴなのでとても良く目立ちます。。。
(なぜ自分のジャケットの写真を使わないのか、理由は後述します)

 コミネブランドは嫌いではありませんが、そこまで大々的に宣伝してあげるのもなぁ。。。(笑)

ロゴを剥がすことや、黒い塗料で目立たないように塗ってしまうことなども考えたのですが、せっかくなので「ハイビズ」にしたく、百均で「反射テープ」というものを見つけたので、これをロゴの上に貼り付けて隠してしまうことにしました。
こんな感じです。貼り付ける前の状態の写真を撮り損ねたので、上では別の写真を使わせて頂きました。

反射テープは、蛍光色の布製テープに銀色の反射材が塗られている感じです。
裏は粘着シート状なので剥離紙をはがせばそのまま貼り付けられます。
たいした耐久性も無いと思われますが、剥がれてきたらまた貼り直せば良い、と割り切っています。
この反射テープを使って正解だったと思っていますが、当初は、「反射タスキ」というものを使おうかと考えていました。 夜間のランニングなどに使うものとして売られています。
反射テープが入手できない場合には参考にしてください。



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