R1200GSのオイルレベルの点検窓は車体の左側にあるので、サイドスタンドを掛けて左に傾いた状態で覗くと油面は当然「MAXレベル」よりも上、つまり点検窓に油面は見えないはずです。 いつの間にかオイルが増えることはないので、時々覗いてみて、まぁ油面が出現していなければいいだろう・・・、くらいに考えていたのですが、、、
中古購入してまもなく6ヶ月、距離も4,000kmほど走ったのでちょっとマジメに確認してみました。
取り扱い説明書による、メーカー指定の正しいオイルレベルの点検方法は、十分に長時間走行してオイルを完全に作動温度まで上昇させた状態から、エンジンを停止して5分後に点検窓を確認、となっています。
もちろん、メインスタンドをかけて車体は水平が条件です。
で、指定通りの方法でオイルレベルを調べてみると、、、 あらら、油面が低すぎてまったく見えな~い。
この点検窓に見える赤い円の上がMAXマーク、下がMINマークの意味なので、規定値以下ということになり補充が必要です。
R1200GSのオイル注入口は左シリンダーヘッドカバーのとても分かり易い位置。イタズラ防止という意味なのか、注入口の蓋は車載工具のスペシャルツールで取り外します。
今回補充したオイルは Havoline 5W-30、以前コストコで箱買いしてあった、輸入物の合成油です。手持ちのストックがこれだっただけのことで、標準指定が 20W-50 というこのバイクにはちょっと柔らかすぎな気もしますが、このバイクの許容粘度グレードの範囲ではあるし、まぁこれから寒くなる時期だし、銘柄(=品質)としては信頼できるオイルなので特に問題は無いでしょう。
取り扱い説明書によれば、「MINとMAXマークの間の差は 0.5L」なので、早速 500ccを補充します。
・・・でも、あれ? 点検窓に油面は現れたけど、MAXレベルにまで届かない。。。
入れ過ぎてしまうのもイヤなので、さらに50ccほど追加したところでやめておきました。
計550cc 補充した直後の目視レベルは MAXの80%というところでしょうか。
いやぁ~、これまで排ガスが白いとか焼ける匂いとかは全く感じたことがないし、ましてや1滴の漏れも滲みも無いのに、このペースでオイルが減るってのは、ちょっとビックリ。どうやら、このR1200GS だけに限らず、BMWの同種エンジン全般、というかポルシェなども含めた水平対向エンジンの特徴、ということなのですね。
なので、そんなに神経質になるつもりはないけれど、もうちょっと頻繁に確認して、オイル消費の傾向を把握しなければいけませんね。
※ 追記 ※
数日後に、再びメーカー指定の正しいオイルレベルの点検方法で確認してみたところ、、、このように、油面がほぼドンピシャ MAXレベルの位置になっていました。
補充直後よりも油面が上っている理由としては、次の2つを想定していますが、、、他にも理由があるのかしらん?
- 補充したオイルは常温(気温)だったが、メーカー指定の点検条件、すなわち完全な作動温度に達しているオイルは体積が増えるから。
- 注入口から補充されたオイルが、オイルパン(というかこのレベルゲージ)にすぐには到達していなかったから。
まぁ、いずれにしても、補充時に一歩手前で止めておいて正解だったということで。
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