2014/05/06

アフリカツイン フロントブレーキ オーバーホール

今日はアフリカツインのメンテナンス♪
このところ、新入りのCB400ばかりにかまっていたので、機嫌を損ねていなければいいのですが。(^^;

フロントブレーキについて、パッドの残厚は日常的にチョコチョコ覗きこんで、そろそろ交換どきかな?くらいには思っていたので、消費税増税前のセール時に買い込んでありました。

一昨日、CB400のキャリパー清掃とフルード交換をした際に、「そうだアフリカツインのキャリパーオーバーホールをしよう!」と思い立ち、部品(シール類)をネット発注。
アッという間に届いたので、GW最終日の今日、作業することにしました♪




まずは左側のキャリパを外してみましょう。
やっぱり、かなりガッツリ汚れていますなぁ。 

 キャリパーピストンの動きも渋くなってるんだろうな・・・って、思いながら、分解清掃を始めたのですが、、、、
ありゃ! スポッと簡単に分離できるはずの、キャリパボディとブラケットが固着しちゃって分離できない~!!

ごく僅かだけガタついてくれたので、その隙間にラスペネ(CRC5-56みたいな浸透潤滑剤)を吹いて、根気よくしくつこくグリグリこねくり回すこと約30分、、、(^^;  やっと外れました。v(^0^)

下の写真のように、 ブラケットピンが錆び錆びになってました。 グリス切れどころか、水が溜まってたのかもしれない、ってくらいな状態でした。

さて、いよいよピストンを外します。

いろんな方法(手順)があるようですが、私は専用ツールもエアコンプレッサも持っていないので、ブレーキ自体の油圧を使って取り外す方法です。
つまり、油圧ホースを外す前にブレーキレバーをニギニギしてしまいます。

2つピストンがあるので、ひとつだけが先に抜けてしまわないよう、先行するピストンの動きを力づくで押さえて(^^; 2つの突出量を同一に制御しながらギリギリまでチキンレースをさせます。
最後の瞬間に「もぉダメぇ~」って感じでどちらかのピストンにフルードが滲み出て来たら、そっちを押さえて最後のもうひと圧で2つともポロっと外れてくれます。
まぁ、片押し2ポットのバイクだから使える方法なのかもしれませんが。

油圧ホースから切り離し、きれいに清掃しましょう。
ピストンは細目のサンドペーパーを円周方向限定で優しく掛けて磨いてあげました。
キャリパーボディは、どうやって清掃しようかな。。。

熱湯風呂と中性洗剤でジャブジャブ洗ってみることにました。(^^;;;
でも、思ったほどにはキレイサッパリにはならなかったのと、完全に水分を乾かし切るのに時間が掛ってしまったので、、、(あとで実施した)右側のキャリパにはこの方法は使いませんでした。(^^;;;

分解(O/H)時には交換が指定されているシールは、ピストンひとつにつきピストンシールとダストシールの2本。 キャリパひとつにピストン2つ、さらに左右2つのキャリパがあるので、フロント分だけで計8本のシールを交換することになります。
1本300円ちょっとなので、約2500円。  まぁ、私の金銭感覚的にはリーズナブルな範囲かな。

 古いシールを外したところに詰まっている汚れを落とすのに、歯間ブラシや糸楊枝(の先端)を使ってみました。  歯垢除去と同じようなもんだと思ったので。(^^;;;

溜まっていた白っぽいスラッジをひと通り除去して、パーツクリーナーで洗い流し、新しいシールを取り付けます。

キャリパを組み直し、新しいパッドを取り付け。
あれ、キャリパーに組んだ後の写真を撮り損なった。。。
もちろん、錆び錆びだったブラケットピンはサンドペーパーでキレイに磨いてグリスを盛っておきました。

ありゃりゃ、フルード投入やエア抜きの作業の写真も撮り損なった。。。
ま、一昨日にCB400で実施した作業と同じことをやっただけですけど。(^^;;;

その後、右側のキャリパについても同様の作業を行いました。
やっぱりかなり汚れてはいましたが、ブラケットピンの固着もピストンの固着もありませんでした。

ただ、古いシールを外したあとの溝にスラッジが多少残ったまま新しいシールを入れてしまったようで、組み直しの時にピストンがなかなか入らずに苦労しました。
結局、もう一度シールを外して清掃後に再取り付け、、、という二度手間に。。。 (-_-;


フロント左右のキャリパO/Hを終え、作業完了~♪

ホントは、リヤブレーキのキャリパO/Hや、エンジンオイル交換とかの作業も実施するつもりだったんだけど、想定以上に時間が掛ってしまったので本日はここまで~。

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