2014/05/25

アフリカツインのスプロケット交換 (カウンターシャフトは放置。。。)

前記事の続きです。。。

アフリカツインのドライブスプロケットの内側、つまりエンジン(トランスミッション)からのカウンターシャフトとの嵌合(かんごう)部分が激しく摩耗していることが発覚しました。

改めてドライブスプロケットとフィキシングプレートの、新品(左)と先週まで自分のバイクについていたもの(右)を見比べると、内側が派手に削られているのが分かります。

         

ググってみたら、、、これぞ「アフリカツインの弱点」として有名な症状なようで、、、たしかに何年も前にそんな情報に接した記憶もかすかにはあるんだけど、、、まったく気にしていませんでした。

参考として、勝手ながら、同じ症状について書かれている、アフリカツイン 元オーナーのブログにリンクを張らせて頂きます。

上記ブログは2009年の記事だし、その他にも同様の情報がたくさんネット上に散見され、いずれにしても、もっと早く気付くべきだったのですが、、、今のうちに気付いて良かったとも言えます。。。

スプロケットとフィキシングプレートは今回新品に交換されますが、シャフト側については、、、調べてみたら、やはりカウンターシャフトを交換するためにはエンジンを上から下まで、いわゆる「腰下」まで全部バラさなければなりませんし、1990年製の高齢バイクにそんな大手術をすることは合理的とは思えません。
そんなことをしてたら全てのパーツをぜんぶ新品に交換していくことになってしまいます。

改めて、カウンターシャフトを観察すると、、、スプロケットを新品にしておけばもうしばらくは持ちこたえてくれそうに思えたので、シャフト自体には手を付けずに天寿を全うさせてあげることに決めました。
数ヶ月ごとに点検はしようと思いますが、このシャフトよりも先に他の理由で寿命が尽きる可能性も十分にあるわけですので。


リヤホイールを取り外して、リヤ側のスプロケット(ドリブン・スプロケット)の交換も行います。



ドリブン・スプロケットからリヤホイールへは、下の写真中央に写っているラバーダンパーを介して駆動力が伝えられます。
だいぶ以前から、走行中の急激なアクセルオフ時などにチェーン周りに感じていた軽いショック(ガタつき)は、このダンパーが劣化していたせいだと思っていたので、前回のタイヤ交換時に全て新品に交換してありました。 ・・・なのに、アクセルオフ時のガタつき感は消えないなぁ、、、とは思っていました。 (^^;  
本当の原因は、ドライブスプロケットとカウンターシャフトの間のガタつきだったわけです。。。




これまで使っていた古いドリブン・スプロケット(左)と新品(右)です。
いつの間にやらデザインが微妙に異なっていますが、、、ある意味、歯車としてはそれほど極端に摩耗している感じではありません。
・・・これをいつも見ていたもんで、フロント側のスプロケットも同様だろうと思いこみ、ドライブスプロケット周りの点検を怠っていました。。。 もちろん単なる言い訳に過ぎませんが。(^^;;;

前後のスプロケットを交換して組み直し、本日の作業は終了。

この写真では分かりにくいかもしれませんが、ドリブンスプロケットの固定ナットなどに、緩み点検用としてペイントマーカーによるマーキングもしておくことにしました。

本日時点のオドメーター(走行距離)は 70,574km なり。
もう十分に走ってますから、おそらくこのバイクのスプロケット交換は二度とないんだろうなぁ。。。


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