2014/09/06

アフリカツイン車検前点検整備 (光軸確認動画)

24年目の車検を前に、アフリカツインの点検整備を行いましたが、今回は特にヘッドライトの光軸点検について、動画にまとめてみました。



光軸の調整の前提については、「バイクの光軸調整について」の記事を参照ください。


まず、「走行用前照灯の照明部の中心高さ」要するに、ヘッドライト中心の地上高を測ります。
下の写真はサイドスタンド状態ですが、本当に測るのは乗車して正立した状態での高さです。 もっと露骨に言えば、車検の時に測定される状態での高さを測る必要があります。このバイクの場合は 97cmでした。

光軸を調整するのですから、自分のライトの光軸が確認できる場所が必要です。
地面が水平で垂直な壁を照らせるところ、私の場合は自転車置き場を使います。

ヘッドライトの地上高と同じ、地面から 97cmの高さの壁に目印のテープを貼りました。 これが水平点になります。
光軸は「ほぼ水平」が基本で、上限はこの水平点の10cm上、下限は水平点の高さの80% というのが規定です。
。 私のアフリカツインの場合は 上限が107cm (97+10)、下限は78cm (97*0.8) になります。

また左右については、中心から左右に27cm以内というのが規定ですが、これはまぁ、真正面が当たり前ですよね。

10m離れたところから「走行用前照灯」(ハイビーム)で照射したとき、「最高光度点」が上記の範囲に収まっていなければなりません。

下の写真で、壁に3枚の目印テープを貼りましたが、一番上が「水平点」、一番下が「下限」、中間に貼ったのは、自分が狙いを定めるための、単なる目安です。
つまり、上限はもうちょっと上にありますが、自分は水平チョイ下を狙っています。


さて、実際に10m離れたところか照射した状態の写真が以下の2枚です。
分かりつらくて恐縮ですが、右の写真は自然な姿勢で着座(両足を軽く接地)した状態、左の写真はシートに体重をかけないようにした状態です。
右側の写真のほうが、ほんの少し、光軸が高くなっているのが見えますでしょうか?
結果として、狙い通りの光軸になっていることが確認できました。
                                   


うーん、写真だけでは自分で見ても良く分からないので (^^;;; 短い動画にまとめてみました。
ここまでの説明の繰り返しもありますが、動画だとだいぶ分かりやすいと思います。



以上、光軸のお話でしたが、もちろん車検前の点検整備についてはひと通りちゃんと実施しました。



フロントウインカーをLED化してあり、少々光度が少なめなのが気がかりではありますが、なんとか規定は満たしていると思われるので、このまま車検に臨もうと考えています。
電球にも簡単に戻せるようにしてあるのですが、、、その電球をどこかにしまい忘れた(捨てた?)ようで。。。(^^;;;

さて、車検を受けに行く日を決めて予約しなくては。

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