2016/03/18

CANバス信号の取り出しポイント

バイク(BMW R1200GS)の CAN BUSデータを覗いてみたくて、あれこれ調べてみたところ、海外のBMWバイク愛好家サイトの情報から、CAN信号の取り出しポイントとして使えそうなアテが見つかりました。

このバイクには、オプションでリヤフェンダー内に DWA(盗難警報装置)のユニットが収まるのですが、そのDWAには車両の基幹CANバスが直結されます。
で、私のバイクにはDWAは取り付けていないので、そこの空きコネクタから CANバスにアクセスできる、、、はずです。

# ちなみにDWAは付けていませんが、他の盗難防止策は講じてあります。(^^;

 タンデムシートの下にあたる、この荷台部分を外せば目的のワイヤーハーネスとコネクタに到達できるはずなのですが、、、実は、これを外すには、その上の、トップケース用の台座のところから外していかなければならないことが分かりました。
 整備解説書(Rep-ROM)で DWAの取り外し方を調べたら、リヤフェンダーの裏側(タイヤ側)から取り外す手順が書かれていたので、素直に従うことにします。
ほぼ同じ角度(車体の左後ろ)から見た現物。
私のバイクには DWAのユニットはありません。
 反対側(車体の右後ろ)から見ればこんな感じ。
車体のほぼ真後ろからだとこうなります。
DWAユニットの代わりにダミーのコネクタキャップがフェンダーに取り付けられており、そこにCANバスケーブルのコネクタが接続されていました。
そのコネクタを外してみたところ。
しっかりとした造りの 防水防塵コネクタです。 ・・・高そう。(^^;
コネクタのパーツ番号刻印「BMW 8364620-06」「tyco 1-967369-1」
 コネクタに来ている線は5本。
このうちの2本がお目当ての、CAN-L と CAN-H という CANの差動信号線。
1本がGNDで、1本はバイクのメインキースイッチに連動した12V、もう1本はどうやらバッテリー直結の常時12Vです。 怖っ!

さて、CAN信号へのアクセスポイントは見つかったので、今度はその信号の内容をどうやって見るか。。。

次の記事に続く。

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