2016/05/08

ヘッドライト調光プロジェクト(その3) - 車体側作業

バイクのヘッドライトを調光したいぞプロジェクト、、、の続き。

回路側の予備的な実験は終わったので、バイク(BMW R1200GS)車体側の作業です。
ヘッドライト周りのことではありますが、燃料タンク下のECUからヘッドライトに繋がるワイヤーハーネスの途中にコネクタを追加したいので、まずはバイクを裸にしてあげます。(^^;
しつこいですが、あくまでもヘッドライト周りの作業です。。。(^^;;;

燃料タンク下のECUからヘッドライトに繋がるハーネス(配線)は黒い布製ハーネステープでぐるぐる巻きに保護されているので、コネクタを入れるのにちょうど良さそうなあたりのテープを剥いでみました。
下の写真中央の、カラフルなコードが束になっているのがお目当てのハーネスです。
ちなみに、赤いコードは自作のダブルホーンの配線で今回は無関係。(ダブルホーン化の話題はこちら
このハーネスには、ヘッドライト(ロー、ハイ)、ポジションライト、計器パネル用のCAN-Bus、そして純正のカーナビなどを取り付けるためのアクセサリコネクタ用の配線コード10数本が束ねられており、それぞれのコードは色分けされているので識別可能です。

そして、目的のヘッドライト用のハーネスは、「白」「黄色」「茶色」と判明しているのですが、、、車体グラウンド(GND/マイナス)を表す茶色のコードがたくさんあって、、、ヘッドライトコネクタに繋がる茶色のコードがどれなのかハッキリしません。。。(-_-;
 せっかくなので、横着せずに、このハーネスを束ねているテープを全部剥がして、ヘッドライト用のハーネスを分離することにしました。
 めでたく、ヘッドライト用のハーネスだけを分離完了。
ECUからヘッドライトに繋がるのは3本のコード。 ロービーム、ハイビーム、そして共通のGND(車体アース)です。
 ハーネス切断の儀。。。 ノーマルの配線をバッサリ切るってのは、やっぱり緊張します。
 あぁーあ。ホントに切っちゃった。(^^;;;
 コネクタ用の端子を取り付けます。
 使ったコネクタは、「エーモン カプラー 3極」というものです。
あとの写真に登場しますが、今回の使用目的では同じコネクタを何セットか用意することになるので、入手しやすく、かなり昔から流通しているこの製品が最適です。 安いし。(^^;

写真の角度が悪くて見にくいですが、端子をカプラに入れて、コネクタ(メス側)の完成です。
ちょん切った反対側は同様にオス側のコネクタとして加工済み。

当然ですが、切断して取り付けたコネクタをそのまま繋げれば、元通り、ノーマルの配線になります。 

これとは別に、同じコネクタ「エーモン カプラー 3極」を両端に付けた、自作の調光回路をこんな感じで作りました。
この回路は、プッシュスイッチをONにした状態でのみ、調光ユニットのツマミを回してヘッドライトのロービームの明るさを変えられるしくみです。 

この自作回路を、車体のハーネスに割り込ませるわけです。

割り込ませる回路はまだ実験途中だし、今後いろいろ作り変えることも考えています。
入手用意なコネクタなので、気軽に作れるし、直結させればいつでもノーマル状態に戻せるという、非常に秀逸なシステムなのです。 v(^o^)
これで実車のヘッドライトでの実験ができるようになりました。
でも、またしても今回はここで時間切れ。
ひとまず、ノーマル状態の配線に戻し、裸にしてある車体を組み上げて本日の作業終了。

また次に続きます。

1 件のコメント:

  1. Hello, I am interested in how I could display data on the instrument cluster via the CAN interface. I would like to build a radio for a BMW R1200RT. Can you help me?

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