2015/06/06

GSの燃料タンク取り外し

BMW R1200GS (2008年型)の燃料タンクの取り外しです。

今日、初めて外してみるのですが、、、
直接の目的は、燃料タンク下のスペースに自作の「端子台」を設置し、そこからの配線も燃料タンクの下を通したいからです。

でも実は、そういう目的があろうと無かろうと『とにかく燃料タンクを外してみたいっ!』というのもありました。。。

タンクの外し方を確認しておきたいし、タンクので隠れている部分を覗いてみたいし、、、
まぁ、要するに変人な欲求、もとい、バイク(いじり)を愛する者のサガです。(^^;;;

で、端子台やその配線についてはまた別記事として、ここではまず燃料タンクの取り外しについて。

先に燃料タンクが外された後のGSの姿から。 
遠目の写真があったほうが分かり易いと思うので。

 ・・・フロント周りの外装やパニヤケースとかは付けっぱなしだから、帽子と靴下を履いたままTシャツとパンツを脱いでいるみたいな、何だかマヌケな姿。(^^;;;

そして、外した燃料タンクはこれです。

手前がシート側、向こう側がハンドル、つまり、車両に跨った運転者から見たような向きです。

ここで、取り外す前の状態に戻り、、、作業手順のおさらいです。

同じ R1200GS でも年式によって燃料タンク周りの造作はだいぶ異なっているようですが、この 2008年型について言えば、思っていたよりもかなり整備性が良いです。

 タンク左前方の電気系のコネクタを2つ(油量センサや燃料ポンプ用と思われる)外します。
 給油口から左右の車体下に伸びるゴムチューブはここのジョイントで脱着しておきます。
これは左サイド。
 こちらは右サイド。
オレンジ色の枠はエアフィルタエレメントです。

燃料タンクの固定ボルトは T-40 で左右1本ずつ。
 一番肝心な燃料ホースは2本。
 ひとつはリターン用でしょうね。
どちらもワンタッチジョイントなので簡単で着実な脱着ができます。

 ・・・ただ、この部分のOリングは再使用不可であるとどこかに書かれていた気がします。
それが事実ならば、脱着の度にOリングを交換してあげなければいけません。
まぁ、高価なものではないはずなので、買い置きしておくのが良いのかもしれません。

このバイクの燃料タンクの容量は20リットル(+リザーブ4リットル)が公称値ですので、満タン時にのタンクは二十数キロの重さになるわけです。

重たい状態では脱着の作業がやりにくいだけでなく、万が一の燃料漏れなどのことも考え、なるべく空っぽに近い状態で作業したほうが無難です。

ちゃんとした設備や道具が揃っていれば、「ガソリンを抜き取ってから作業」とすれば良いのですが、そんな用意はありませんので、この週末の作業のためにガソリンを上手に消費しておきました。
(実は最後に1日分の通勤ガソリンが足りなくて、バイクに乗れませんでした。。。)


で、燃料タンクですが、、、
これは、車両の左前方から見たような向きです。


樹脂製の燃料タンクを初めて取り扱ったのですが、、、形状こそ複雑ではあるけれど、まるでポリタンクですね。 
てか、20リットル容量のポリタンクそのものなわけですが。 (^^;

これまで20世紀のバイクしかいじってこなかった私の中の常識では、金属製タンクの一番低いところから重力で燃料が出て行くものだったのですが、、、
キャブレターが無いインジェクション方式になった事もあり、ポリタンクの上方からポンプで吸い出していくわけですね。 
いや~、21世紀のバイクだわ。 (^^;;;


ところで、、、燃料タンクの取り外しとは無関係なのですが、今回、エアフィルタのエレメントもちょっと外してみることにしました。
その前に、、、なんだか「虫よけ」に似て見えたので、記念撮影♪
・・・くだらなくてすみません。(^^;;


装着状態の、エアフィルタ・エレメント
 もちろん、まさかまだ汚れているはずなどないんですが、外してみたエアフィルタ・エレメントはこんな感じでした。


なんだか、話題が発散してしまいましたが、、、燃料タンクを外す目的のひとつであった、端子台の設置などのお話はまた別記事にて。

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