そのための「アクセサリ電源端子台」を設置しました。
現時点で想定している端子台の使用用途(アプリケーション)としては、
- フォグランプ(LED補助灯)
- ドライブレコーダー用USB電源
- スマホ用USB電源
- (未定だが)ホーン用電源
- 汎用
というあたりを考えています。
「汎用」といのは、まぁ、予備的な意味合いもありますが、クルマのシガーライターソケットをひとつ設けておくことを考えています。 文字通り、汎用性が高いので。 (後日設置しました)
ここまでで5系統分の電源が必要です。
それ以外に、本当の予備的な目的として、たとえば、無線機やナビなどの予定は今のところ無いのですが、いつか付けたくなるかもしれませんし、今は未知の電装品を取り付ける可能性も十分にあります。
「BMWのバイクはCAN-Busなので電装品の取り付けが大変」というようなフレーズをネット上に散見するのですが、、、そんなこととは無関係に5系統分の電源を用意したり、追加したい電装品ができた都度に電源ラインを増設したり、、、なんてことは面倒なので、最初にしっかりと、「アクセサリ電源」を用意しておくことにしました。
もちろん、独自の電源系統になりますのでCAN-Bus、、、というか、バイクの自己診断機能でエラーになるような心配もありません。
ということで、実際の作業としては、端子台だけじゃなくてフォグランプなどのアプリケーション側の取り付けも並行して行いましたが、ここでは「アクセサリ電源端子台」を燃料タンク下のスペースに設置することについて。。。
いきなりアップの写真だと、どこなのか分からなくなってしまうと思うので、まずは遠目から。
シート、カウル等の外装、そして燃料タンクを取り外した状態です。
中央に見える、オレンジ色の枠が、エアインテークのフィルタエレメントです。
反対側(車体左側)から見下ろす感じで見ると、こうなります。
写真中央付近の、上面が平らになっているのは、エアインテークマフラー。(排気のマフラーじゃないよ)
この写真では見えない反対側に、上の写真でのオレンジ枠のフィルターが付いている部分になります。
さらに、車体の上から見下ろすとこう見えます。
左右にエンジンシリンダが写っているのでお分かりの通り、普段は燃料タンクで隠れているところを、乗車状態から見ている位置関係です。
写真の下辺がシートの最前部になるので、バッテリのプラス端子を保護する赤い絶縁カバーが微妙に写っていますね。
話が脇道にそれますが、、、写真の中央にあるブレーキラインの4本のパイプが出入りしているのが、I-ABS(インテグラルABS) の圧力モジュールです。
私は古い人間(もとい古いバイクにしか乗る経験がなかった人間)なので、ABSもインテグラルブレーキも、このバイクで初めて体感しているのですが、、、ひとことで言えば、素晴らしいメカニズムです。 一度このしくみに慣れてしまうと、I-ABS未装備のバイクの運転は出来なくなる、またはヘタクソになるでしょうね。
メカニカルには何にも面白くないですね。。。
ま、こういった、いわばR1200GSの中枢機構が燃料タンク下のこのスペースに置かれているのにはいろいろな理由や事情があるでしょうが、振動や水濡れ、温度など、モロモロの環境的には安全な場所なのは間違いないですし、いい感じにスペース空いているのでここに自作の端子台も同居させてもらうことにします。
これが、自作の端子台とリレー(エーモン/20A)です。
元々取り付けられていたETC用の電源ラインが、メインキーONの時に電源供給される、いわゆるACC(アクセサリ電源)でしたのでこれを分岐させてリレーの駆動用とします。
バッテリーから新しい配線をここまで引き、このリレーを介して端子台から各アプリケーションに配電するわけです。
もちろん、バッテリーの直近にヒューズ(ミニ平型/10A)を入れ、十分な容量のケーブルを使っています。
この場所はタンクを取り外さなくても手を突っ込める位置にあるため、ベロクロにしておけば、今後も、端子台を上の写真のように引っ張り出して作業ができます。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントやチャチャ入れ大歓迎です!