サービスエリアでの仮眠(片隅のベンチでのゴロ寝)は、特に強い緊張が伴うような状況ではないけれど、さすがに熟睡することはできず、やっぱりちょくちょく目覚めます。
電車の中で、降りる駅を気にしながら居眠りするのと同じくような感じかな?(^^;
何度目かに目覚めた午前3時過ぎ、活動を開始することにしました。
SA内で給油(289km 13.9L )を済ませ、午前3時40分、東北道 安達太良サービスエリアを出発。
ひたすら北上し、7時20分頃、途中の紫波SAで 給油。 (260km 15.9L)
さらに2時間ほど走り、青森フェリーターミナルには 9時30分過ぎに到着しました。
目の前の函館行きフェリーにトラックが次々に積み込まれており、周囲に乗客は誰もいない状態。。。 ダメモトでカウンターのお姉さんに尋ねてみたら、まだ大丈夫とのことで 10時ちょうどに出航のフェリーに乗れることになりました。
次の便は14時出航だったので、良かった!
排気量によって違うみたいだけど、バイクと1名で 7210円。
トラックの積み込みが全て終わったところで、出航時刻の5分前に乗船です。
フェリーの2等船室。すいているので、この大部屋は自分を含めて一人客が3組だけ。
もちろん、こういう部屋が他にもたくさんあるので、船全体には大勢乗っているはずですが。
大部屋に付いていたテレビのチャンネルのひとつで現在位置が表示されていました。
こうして見ると、青森港から函館へは結構な距離がありますね。 約4時間の船旅です。
定刻通り、14時前に函館に上陸!!
バイクで北海道に来たのは、31年ぶり。 この時点で軽い達成感。。。 早すぎるか。(^^;
フェリー内で、北海道上陸後の最初の宿泊地を検討しておきました。
キャンプ場ガイドで函館近郊の自分好みのキャンプ場を探し、眺めが良くて夜景もキレイという「きじひき高原キャンプ場」に決定し、上陸後はそのままキャンプ場へ。
地図で見ると、小高い山の上にあり、北東方向には駒ヶ岳や大沼公園、南東方向には函館の街が見える絶好の立地!
・・・しかし、キャンプ場についてもまったく景色は楽しめませんでしたぁ。
キャンプ場は平坦な草地のサイトを全面独り占め、、、なのですが、夕方から雨が降るとのことで、どんな感じでテントを設営しようかと考えていたら、キャンプ場管理人のおじさんが「だいぶ降るようだし寒くなるからバンガローを使った方がいいよ」と言いに来てくれました。
上の写真の向こうに見えている、何棟かの赤い屋根がバンガローです。
バンガローは清潔で4~6人くらいで使える広さがあり、これが 2090円というのは破格の安さ。 でも、一人で寝るだけに使うにはやっぱり高いけど。。。
大きな荷物をバイクから下してバンガローに放り込み、風呂の準備をして出かけます。
キャンプ場の山を下りて、北海道最初のお風呂は北斗市健康センター「せせらぎ温泉」。
観光客用ではなく、主に地元民向けの施設で、石鹸やシャンプーの備え付けは無く持参のものを使う必要がありましたが、入浴料は300円。
この春3月に開通した北海道新幹線の駅(新函館北斗駅)が近くにあるそうで、お祝いムードが残っていました。(^^;
五稜郭に行ってみたけど天気が悪いし、ちょっと魅力を感じられず、見学はやめて五稜郭タワー近くの食堂(そば屋?)で夕食。 丼と蕎麦のセットだけど大盛りにしてもらって1030円。 20時間ぶりくらいの食事でしたぁ。(^^;
自分が満腹になったついでに、明日に備えてバイクも満タン給油(263km 15.8L)して、
キャンプ場に戻ります。
せっかくの北海道初日なので、 途中のスーパーに寄って地元の刺身(渡島産 黒ソイ)とビールを購入し、バンガローで北海道上陸を一人祝うことにしました。
「サッポロクラッシック(ビール)」を久しぶりに飲んだら美味しい~♪
もうひとつ買った「北海道生搾り」は普通に発泡酒でイマイチ。。。(^^;
板の間と明かりだけのバンガローですが、テント装備を持っているのでもちろん十分に生活できます。
でも、一人で使うには空間が広すぎて寒かった。。。
バンガローの中にテントを張ろうかと思ったくらい。(^^;;;
外はまだ雨は降り始めていないけど、翌日も明らかに天気は悪そう。
慌てて北上してもしょうがなさそうなので、明日は渡島半島周辺を周る事にします。
本日の走行距離 544km
(続く)
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